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池江選手のバタフライリカバリー

池江選手をみると、日本人離れをした体格に着目しがちですが

その体格を十二分に活かす肩の柔軟性にも着目すべきであるといえます。

バタフライのリカバリーにおいて、その柔軟性が出ているのです。

通常ですと、バタフライのリカバリーは水面ぎりぎりで戻すということが

理論上、常識とされております。

その理由として、最短距離で戻すこと、肩への負担を減らすことにあると言えます。

池江選手は、リカバリーを大きく戻すことにより、

前にかきましたが、力強いキャッチを作り上げているようです。

また、水面の近くを動かさないことにより、水とぶつかる面積を減らし、抵抗を減少させているという効果もあると思います。

その非常識な泳法が、力強い泳法の秘密であります。

他の選手と比較してみると、リカバリー動作の高さの違いがわかります。

しかし、真似できるような泳法ではないかもしれません。

柔軟性はすぐに始められることでありますので、

肩の柔軟性を高めることをはじめてみてはいかがでしょうか?


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