短水路攻略法
- 2016年8月5日
- 読了時間: 2分
短水路に圧倒的な力をみせている選手といえば、
水中動作の神、ライアンロクテ選手です。
短水路のレースで大会記録をバンバン出しているんです。

ロクテ選手から気がつく、短水路に強い選手の特徴をお伝えします。
<長水路との相違>
①ターン
ジュニア選手は練習不足のせいか、これが苦手な選手が多いかと思います。
しっかりと練習をしてみましょう。
これについては、以前に、ロテク選手のターンでお伝えしていますので参照してみてください。
②壁を蹴る回数
見落としがちですが、壁を蹴って進む距離はそれぞれ異なります。
ロクテ選手は体格が良く、蹴りの推進力が高いことが動画からもわかると思います。
ジュニアの選手はターンを急ぐあまり、しっかりと壁が蹴られない選手が多いです。
速く回ることも大切ですが、壁をしっかりと蹴ることを意識してみましょう。
この点については、体重が重い選手の方が優位性があります。
③水中動作
練習していないせいで、得意とする選手が少ないのですが、
この部分が強いと圧倒的に優位性があります。
是非とも練習をしましょう。
この点については、ロクテ選手のバサロキック、フェルプス選手のドルフィンキックを
参考にしてください。
以前の記事に、取り上げています。
最後に
④泳ぐ距離
①〜③によって、相対的に④が減ることになります。
特に泳力に強みがある方にはタイムの変動が少ないかと思います。
<練習の取り組み方>
水泳は遅筋に移行しやすいため、壁を蹴る瞬間や無酸素運動となる水中動作のときが
速筋を鍛えるチャンスになります。
練習量が多いスイミングの選手は特に意識をして、練習に取り組んでみてください。
大きな大会でない限り、多くの大会は短水路で行われます。
まずは短水路から攻略しましょう!
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